千賀滉大 メッツで存在の大きさを物語ったシーン アクシデントで超高額契約のソトも外野から駆けつけ→心配そうに見つめる
「メッツ4-3ナショナルズ」(12日、ニューヨーク)
メッツの千賀滉大投手が4-0の六回の守備で一塁ベースカバーに走った際に右脚を痛めて緊急降板した。5回2/3、1安打無失点、1四球5三振の好投。7勝目の権利が発生していたが、わずか77球の無念の降板で試合後、負傷者リスト入りが発表された。
場面は六回1死。エイブラムが放った一塁前のゴロ打球を見て千賀が一塁へ走った。一塁アロンソから高めに浮いた送球をジャンプしながら体を伸ばして捕球。しかし、一塁ベースを踏んだ直後に右太ももを抑えて転倒した。
苦悶の表情を浮かべ、立ち上がることができない右腕の下へトレーナーが駆け寄った。送球したアロンソは無事を祈るかのように片膝をつき、観客席のファンは頭を抱える様子がアクシデントの衝撃度を物語っていた。さらに現地放送局は千賀のもとにソトやニモら外野手も駆けつけたと紹介。千賀がチームの中で大きな存在であることを示すシーンだった。
チームは6連勝を飾り、ナ・リーグ東地区首位を快走。2位のフィリーズとは5・5ゲーム差をつけているが、千賀が長期離脱となれば影響を及ぼすことは必至とみられる。





