千賀滉大 6回1失点「本当に難しかった」標高1600メートル球場で粘投 防御率1・59、再びリーグトップ

 「ロッキーズ2-4メッツ」(6日、デンバー)

 標高1600メートル。変化球の動きが小さくなるとされる球場で、メッツの千賀滉大投手(32)は制球に苦しみながら6回1失点にとどめた。メジャー自己最多の109球を要し「球の動きが(普段と)全然違うので、本当に難しかった。何とか粘れて良かった」とほっとしていた。

 カットボールやシンカーの割合を減らし、全体の43%を得意とするフォークボールに頼った。0-1の五回は先頭打者に三塁打を浴びた後、空振り三振、一ゴロ、四球を挟み三ゴロと、全てその得意球で仕留め、点を与えなかった。

 勝ち投手となった前回5月31日も同じロッキーズ戦だった。再び好投し「うまくまとめられた」と息をついた。再び規定投球回に到達し、防御率1・59でナ・リーグトップに立った。

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