大谷翔平、ジャッジの前で21号先頭打者弾 無敗左腕を攻略し両リーグ単独トップ 年間59・6本ペース

「ドジャース-ヤンキース」(30日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、1点を追う初回の打席で無敗左腕フリードから21号先頭打者弾を放った。

 直近5戦4本塁打。昨季ワールドシリーズ以来の再戦で大谷は今季6本目の先頭弾で両リーグ単独トップを快走。初回に19号先制ソロを放った主砲ジャッジとの差を再び2本に広げ、年間ペースを59・6本に上げた。

 相手先発のフリードは昨オフにブレーブスからFAになり、ヤンキースと8年2億1700万ドル(約314億円)で合意。7つの球種を駆使して開幕から無傷の7連勝、防御率1・29と大型契約にふさわしい圧倒的な投球を披露している。大谷の過去の対戦成績は打率・600(5打数3安打)、1本塁打、3打点と相性はいい。

 ドジャースのロバーツ監督は試合前の会見で救援右腕のフィリップスがトミー・ジョン手術を受け、今シーズン絶望になると見通しを発表。さらに、大谷と1、2番コンビを組むベッツが28日に自宅で左足の指を負傷するアクシデントにより、この日のスタメンを外したことを明かした。大谷の一発はチームに垂れ込めた暗雲を払しょくするものだった。

 大谷は前日まで54試合に出場し、ナ・リーグ10位タイの打率・292、両リーグトップの20本塁打、35打点、リーグ8位タイの11盗塁、同2位のOPS1・042をマーク。前試合のガーディアンズ戦は3打数無安打1四球で4戦ぶりノーヒットに終わり、注目された日本選手初の4試合連続本塁打は持ち越された。

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