大谷翔平 日本人選手初の4戦連発ならず 10度目挑戦もまたお預け
「ガーディアンズ7-4ドジャース」(28日、クリーブランド)
最後まで快音は響かなかった。日本選手初の4試合連続本塁打の期待がかかったドジャース・大谷だが、3打席無安打。新記録を狙う機会はメジャー1年目から数えて10度目だったが、相手先発の左腕アラードの術中にはまり、記録更新はまたもお預けとなった。
指定席となっている「1番・指名打者」で出場。一回は直球が2球続いた後、内角チェンジアップにタイミングを外されて3球三振。三回は同じコースからさらに低めに落とされたチェンジアップでバットをへし折られ、二ゴロに倒れた。右投手に代わった五回は、2ボール1ストライクから外角スプリットを左翼へと打ち上げた。七回は低めのボール球に手を出すことなく、四球を選んだ。
チームは先発カーショーが5回1失点と踏ん張ったが、2点リードの八回に救援陣が5点を失って逆転負け。ロバーツ監督は「ブルペン(救援陣)で終盤に試合を落とすことがあまり慣れていない。勝ちたい試合だった」と悔しさをにじませた。





