ドジャース守護神スコットまた乱調 2点リード守り切れずカーショー今季初勝利を消す ベシアは勝ち越し3ラン被弾 ド軍3連勝ならず

 「ガーディアンズ7-4ドジャース」(28日、クリーブランド)

 ドジャースのタナー・スコット投手が炎上。5回1失点で勝ち投手の権利を持って降板したクレイトン・カーショーの今季初勝利を消した。同投手は20日のダイヤモンドバックス戦でも1ー0の九回に失点して7回無失点の山本の勝ち星をアシストできなかった。

 3番手で2点リードの七回2死一塁から登板し、5番アリアスを空振り三振に仕留めて火消しに成功。ところが、回またぎとなった八回に連打と四球で無死満塁のピンチを迎える。9番ヘッジスを空振り三振に仕留めたところまでは良かったが、1番ジョーンズにカウント1-2から外角スライダーを左前へ2点適時打。同点とされたところで降板を告げられた。

 ドジャースのブルペン陣はさらに苦しむ。4番手で1死一、二塁の場面でマウンドに立った左腕アレックス・ベシアが2番マルティネスに2ボールからストライクを取りにいった146キロ直球を左中間席へ勝ち越し3ランを浴びた。頼みの左腕2人の乱調で3連勝を逃した。

 スコットは昨オフにパドレスからFAになり、ドジャースと4年7200万ドル(約105億円)の大型契約で合意。新守護神として期待されているが、ここまで26試合に登板し、0勝1敗10セーブ、防御率4・62。すでにセーブ機会失敗を5回記録するなど、不安定な投球が目立っている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス