大谷翔平 無安打3三振 25日手術後初ライブBP
「メッツ5-2ドジャース」(24日、ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手(30)は「1番・指名打者」で出場したメッツ戦で3三振を喫し、4打数無安打に終わった。チームは逆転負けで連勝が3で止まった。デーブ・ロバーツ監督(52)は試合後、大谷の投手復帰が7月15日のオールスター戦後のシーズン後半戦になる見通しを示した。大谷は25日のメッツ戦の試合前に2度目の右肘手術後、初となるライブBPに登板する。
連勝が3で止まった試合後、ロバーツ監督は大谷の投手復帰の時期について言及した。「先発投手は5、6回を投げられるまで段階的に調整を進める必要がある」と語りつつ、「通常の調整過程を考えれば、(球宴前には)間に合わないと思う」と7月15日のオールスター後の後半戦になるとの見通しを示した。
大谷は25日のメッツ戦前に、23年9月に2度目の右肘手術を受けて以降、初となるライブBPに登板する。
開幕後は定期的にブルペンでの投球練習を行い、21日には肘の負担を考慮して制限していたスライダーを含めて全球種を解禁した。打者相手に投げることでまた一歩、二刀流復活へ前進する。今後順調に状態が上がっていけば、後半戦開幕となる本拠地での7月19日からのブルワーズ3連戦に照準を合わせていくことになるだろう。
この試合の大谷は珍しく完全に抑え込まれた。メッツ先発の左腕ピーターソンの変化球にタイミングが全く合わず、1試合3三振を喫して今月8日以来に打率3割を切った。大谷を含めて左打者は1本も安打を放てず、ロバーツ監督は「いいスイングができなかった」と声を落とした。




