ロバーツ監督、継投策ズバリ「彼を信じた」 守護神スコットが志願連投で完ぺき10セーブ目 前夜は2被弾KOで山本に勝ち星届けられず
「ドジャース3-1ダイヤモンドバックス」(21日、ロサンゼルス)
ドジャースの抑え、タナー・スコット投手が2点リードの九回を無失点で締めて10セーブ目を挙げた。2三振を含む三者凡退。完璧な投球内容でチームを連勝に導いた。
3月27、28日以来の2日連続登板。前夜は1点リードの九回にソロ被弾し、7回1安打無失点の快投を披露した山本の6勝目を消しただけでなく、シーズン初の回またぎとなった延長十回に2ランを献上してKOされた。チームはサヨナラ勝利で連敗を4で止めたが、後味の悪い試合となった。
ロバーツ監督は前夜に28球を投げた守護神にこの日も起用した理由を「今日、彼と話し合って登板可能かを確認した。必要な展開であれば投げたいという意思を見せてくれたし、私はその言葉を信じた」と説明。14球で3人を封じた投球を「本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。非常にキレがあった。チームにとって大きった」と称えた。
この日は先発メイが6回1失点の好投。わずか88球で交代させ、七回から新人のドライヤーを、七回2死一、三塁のピンチでは11日にマイナー契約を結び、18日にメジャー昇格させたばかりのトリビーノを投入。継投策が的中し、同地区ライバルとの3連戦に勝ち越し。2位ジャイアンツとのゲーム差を2に広げた。





