ロバーツ監督「正直、分からない」救援左腕続投が裏目 エンゼルスに15年ぶり3タテ「勝つチャンスあった」

 「ドジャース4-6エンゼルス」(18日、ロサンゼルス)

 2010年6月11~13日以来、15年ぶりのエンゼルス3連戦3連敗。大谷が空振り三振に倒れ、敗戦が決まった瞬間、本拠ドジャースタジアムの観客席から小さなブーイングが起こった。

 先発ゴンソリンが初回に2被弾3失点を記録するなど、一時は4点差をつけられながら七回に追いつく意地を見せた試合。試合後のロバーツ監督は「(ゴンソリンが)初回の球数(29球)を考えると、四回まで投げさせることができたのは幸運だった。しかし、このシリーズの先発陣の状況を考えると、ブルペンが多くのイニングを負担しなければならず、それが厳しかった。それでも今日の試合にはまだ勝つチャンスがあった」と言った。

 悔やまれるのは終盤の継投だ。前日の登板で右太もも裏を負傷して離脱したイェーツに代わって加入したトリビノが2回を無失点に抑え、七回裏の攻撃でスミスの4号3ランで同点にしたところまでは良かったが、3番手バンダが回またぎの八回にダーノーに勝ち越し1号ソロを浴びた。

 バンダにとっては、48登板の昨季に並ぶ5本目の本塁打。続投が裏目に出たロバーツ監督は、9日のダイヤモンドバックス戦でも満塁同点弾を許している左腕の不振を「正直、答えは分からない。沈むべきシンカーが沈んでいないし、制球ができていない。カウントが悪くなる場面が多く、スライダーが決まらない時もある。シンカーには動きが必要で、球速はあってもそれだけでは抑えられない」と分析した。

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