右肩違和感を報告しなかったことは不問 ロバーツ監督が佐々木朗希を“称賛”「チームのために戦い続けたいという強い意志」
「ドジャース1-11アスレチックス」(13日、ロサンゼルス)
ドジャースが試合開始直前に佐々木朗希投手を右肩インピンジメント症候群により負傷者リストに入れたと発表した。
試合後の会見でロバーツ監督は、右肩のけがはロッテに在籍していた昨季と似た症状であることを明かし、「(日米通じて初めて中5日の調整で臨んだ)アリゾナでの登板後に私たちは分かったことで、彼の中では数週間にわたって違和感があった。しかし、チームの投手陣(スネルとグラスノーが離脱中)の状況を考慮し、できる限り投げ続け、困難を乗り越えようとしたようだ。パフォーマンスに影響が出ると感じたタイミングで、自身の体の状態について報告してくれた。そこで私たちは、彼の身体をしっかりとケアすることを最優先に考えました。昨日、肩の検査を行ったところ、インピンジメントがあることが確認されました」と、検査に至るまでの経緯を説明した。
指揮官は23歳の右腕が「違和感」を報告しなかったことを問題視することなく、「彼はチームのために戦い続けたいという強い意志を持っていましたが、その結果として負担がかかっていたのだろう。実際、メジャーリーグのシーズンを100%のコンディションで乗り切る選手はほとんどいない。今回、彼が痛みを抱えながらもプレーを続けようとしていたことに感謝しつつ、まずは検査をして現状を把握することを優先した」と話した。
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