ロバーツ監督 佐々木朗希は「ここ数週間、違和感があったようだ」ロッテ時代の古傷を示唆 今後は無期限ノースロー「100%の力を発揮できるまで」

 「ドジャース1-11アスレチックス」(13日、ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後、負傷者リスト入りした佐々木朗希投手について「数週間にわたって違和感があったようだ」と明かした。

 本人と会談した指揮官は「登板後、私たちはこのことに気づいたが、彼自身、数週間にわたって違和感があったようだ」と説明。「しかしチームの投手陣の状況を考慮し、できる限り投げ続け、困難を乗り越えようとしたようだ。パフォーマンスに影響が出ると感じたタイミングで、自身の体の状態について報告してくれた」と語った。

 佐々木はプロ入り初めて中5日で先発したダイヤモンドバックス戦後に右腕の痛みを訴えたという。その試合では序盤からアベレージで150キロ前後と本来の球速が出ず、初回に2被弾を浴びるなど五回途中4失点で2勝目を逃していた。

 球団は「右肩インピンジメント症候群」との診断名を発表。「去年の症状と似ている」と指揮官は明かし、ロッテ時代に負っていた古傷であることを示唆した。今後はリハビリに専念するとみられるが、「今後の予定は何も決まっていない。しばらく休ませて、100%の力を発揮出る状態にまで回復させてからまた試合に出そうと思っている」とロバーツ監督。無期限ノースローを設定して状態を判断していく方針だ。

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