大谷翔平 ピンクバットで2安打 母の日の勝利に貢献 過酷な敵地10連戦で9戦連続安打
「ダイヤモンドバックス1-8ドジャース」(11日、フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)、フェニックスでのダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で出場し、五回に中前打、六回には右前適時打をマークし、連続試合安打を9に伸ばした。チームも8-1で快勝した。
4月に長女が生まれ、父親になって初めて迎えた母の日。大谷は鮮やかなピンク色のバットで打席に立ち、適時打を含む2安打をマークした。チームも敵地での10連戦の最終戦を快勝で締め、ロバーツ監督は「素晴らしい勝利だった」と上機嫌だった。
大谷は相手先発のゲーレンに、試合前まで7打数1安打5三振と抑えられていた。最初の2打席は凡退したが、1-0の五回に外角のチェンジアップを中前に運んで出塁。後続の安打と犠飛で追加点のホームを踏んだ。六回2死三塁では代わった左腕のカーブを右前にはじき返し、リードを4点に広げた。
米大陸を横断する移動のあった過酷な10連戦で、大谷は打率・366、5本塁打、11打点と獅子奮迅の働き。もうすぐ規定打席に到達して首位打者に登場しそうな絶好調のフリーマンとともに、6勝4敗で勝ち越す原動力となった。
オフを1日挟み、13日からはロサンゼルスで9連戦に臨む。指揮官は「本拠地でもいい結果を目指したい」と力を込めた。





