大谷翔平「1番・DH」8戦ぶりアーチに期待 打線組み替え 直近7戦・086コンフォートを9番に下げる
「ドジャース-マーリンズ」(29日、ロサンゼルス)
ドジャースがラインアップを発表。大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場する。ロバーツ監督は22年サイ・ヤング賞投手で右肘手術からの復活を目指すサンディ・アルカンタラ投手に対し、下位打線を入れ替え。直近7戦打率・519(27打数14安打)、OPS1・499のパヘスを9番から8番に上げ、同打率・087(23打数2安打)のコンフォートを7番から9番に下げた。
大谷はここまで27試合に出場し、打率・290、6本塁打、9打点、7盗塁、OPS・925。前日の試合は初回に3試合連続安打となる右前打を放ち、7盗塁目となる二盗を成功させて後続の適時打で先制ホームを踏んだ。 二回以降は3打席連続四球でつないで好機を拡大するなど、チーム最多の4出塁。延長十回サヨナラ3連勝に貢献した。
大谷は19日に第1子・長女の誕生を公表。「父親リスト」に入り、2試合を欠場した後、20日のレンジャーズ戦から戦列復帰。復帰後4試合は打率・125(16打数2安打)と精彩を欠いていたが、26日のパイレーツ戦で今季初の3長打を記録するなど、前日まで3試合連続安打と復調の気配を見せている。16日のロッキーズ戦を最後にノーアーチが続いており、8戦ぶりの一発に期待がかかる。
ドジャースは2番ベッツが直近7戦・172(29打数5安打)OPS・449の不振。大谷と前後の打者のつながりが勝敗のカギとなりそうだ。
▽ドジャースのラインアップ
1番・DH 大谷 打率・290 6本塁打 9打点 7盗塁 OPS・925
2番・遊撃 ベッツ 打率・230 4本塁打 13打点 OPS・736
3番・一塁 フリーマン 打率・286 4本塁打 15打点 OPS・926
4番・右翼 T・ヘルナンデス打率・274 9本塁打 27打点 OPS・876
5番・捕手 スミス 打率・310 3本塁打 15打点 OPS・913
6番・三塁 マンシー 打率・188 0本塁打 4打点 OPS・547
7番・二塁 エドマン 打率・248 8本塁打 21打点 OPS・802
8番・中堅 パヘス 打率・276 5本塁打 11打点 OPS・851
9番・左翼 コンフォート 打率・169 2本塁打 5打点 OPS・592
投手 ドレイヤー(ブルペンデー)2勝1敗 防御率3・52