右肩違和感17球降板のグラスノーはいら立ち隠せず「何をしたらいいか分からない」 5年193億円契約2年目 昨季は8月以降長期離脱

 2回のイニング間の投球練習中に右肩の違和感を訴えて緊急降板するグラスノー(共同)
 1回、先制ソロを浴びたグラスノー(共同)
2枚

 「ドジャース9-2パイレーツ」(27日、ロサンゼルス)

 ドジャースの先発、タイラー・グラスノー投手が右肩の違和感で1回、17球で緊急降板した。前回、20日のレンジャーズ戦では両ふくらはぎにけいれんを発症して五回途中で緊急降板。先発の柱として期待されていた右腕が2登板連続でアクシデントに見舞われた。

 試合後のクラブハウスで取材に応じたグラスノーは「フラストレーションがたまる。投球時に右腕を伸場層とした時に違和感があった。健康を維持する方法を探して色々な調整を試みる中で、変えたことにより新たな問題が起こったように思う。非常にも苛立っている」と暗い表情で話した。

 23年オフにレイズからトレードでドジャースへ移籍してきた。大谷、山本らとともに加入し、5年1億3500万ドル(約193億円)で契約を延長した。1年目の昨季は開幕投手を務めるなど、エースとして6月までに8勝を挙げたが、球宴前に腰痛で離脱。8月上旬に戦列に戻ったが、4試合を投げた後に右肘腱炎を発症して長期離脱。ワールドシリーズの舞台に立つことなく、シーズンを終えた。

 メジャー10年目。完全復活を期して臨んだシーズンだったが、いきなりつまずく結果となった。グラスノーは自身のけがについて「ずっと続いている問題。色々と変えていく中で、少しずつ違うことが起こり、ある部分に負担がかかると、それを補うために別の動きをしてしまう。でも、何が起きているのか、自分でも正確には分かっていない」。今後の検査についても「ばっきり分からない」とし、「落ち着いてじっくり考えようとしているところ。微妙なバランスがあると思うんですが、正直なところ、今はどうすればいいのか分からない」と話した。

 ロバーツ監督は同投手を万全な状態でマウンドに立たせるために負傷者リスト入りの可能性を示唆した。

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