山本由伸 5回3失点2敗目「なかなかリズムをつくりきれない投球だった」 防御率1・06でリーグトップ

 試合後、報道陣の質問に答える山本(撮影・小林信行)
 5回、ヘイズ(奥)に適時打を許し、天を仰ぐドジャース・山本(共同)
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 「ドジャース0-3パイレーツ」(25日、ロサンゼルス)

 ドジャース・山本が5回3失点(自責1)で2敗目を喫した。立ち上がりから制球が安定せず、三回までに65球を費やした。大リーグ移籍後で自己ワーストとなる4四球を記録。「なかなかリズムをつくりきれない投球だった」と反省交じりに振り返った。

 昨季リーグ新人王の怪童スキーンズとの投げ合いは、走者を背負いながらも四回まで1失点と粘った。しかし味方打線の援護がなく、マウンド上で孤立した。五回は味方の失策で招いた無死二塁から適時打を許す。さらに2死一、三塁とされ、内角低めの厳しいところを突いた球を、5番打者に中前へと運ばれた。3点目を失い、天を仰いで悔しさをにじませた。

 防御率1・06でリーグトップに立ったが「ピンチを乗り切れず、すごく悔しかった」と最後まで表情は晴れなかった。

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