ロバーツ監督 フリーマンに「燃えさかる赤信号」より強い強制力?「今後、盗塁を見ることはないだろう」まさかの単独スチール失敗に

 「ドジャース6-2ロッキーズ」(15日、ロサンゼルス)

 4カードぶりの勝ち越しを決めたドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後の会見で、二盗を試みて憤死したフレディ・フリーマン内野手について「彼は競争心が強い選手だ」と形容した。

 四回2死一塁から二盗を試みるも憤死したフリーマン。右足首痛から復帰した際に、盗塁厳禁指令が出ていただけに、まさかのワンシーンだった。

 質問を受けた指揮官は「そんなことあったっけ?」と苦笑いを浮かべつつ「彼は競争心が強い選手だ。盗塁を成功させてリードを4点に広げることを考えていた」と推察。その上で「ただ今、私たちがやらなければいけないのは彼の運動量や健康状態をしっかり管理することだ。できるだけ彼を健康に保つことに努めたい」と力を込める。

 「なので今後、彼の盗塁を見ることはそれほどないだろう」という言葉で締めたロバーツ監督。カブス戦でフリーマンが復帰した際、いつでも盗塁のスタートを切れる「グリーンライトは?」という問いかけに「赤だ。燃えさかる赤信号だ」と語っていたが…より強い強制力がかけられることになりそうだ。

 全力プレーが持ち味のフリーマンは八回にダメ押し適時打を放つなどバッティングで貢献。下位打線や控え選手が不振にあえぐ中、再離脱となれば大きな影響を及ぼしてしまう。それだけにロバーツ監督の言葉は自然と熱を帯びていた。

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