山本由伸が猛省「すごくリズムの悪いピッチング」制球難の要因は?「必ず原因はあるので」スキーンズは「素晴らしい投球でした」

 「ドジャース0-3パイレーツ」(25日、ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は5回3失点(自責点1)で2敗目を喫した。立ち上がりから3イニング連続の先頭四球などキャリアワーストの4四球。制球を乱し「すごくリズムの悪いピッチングだった」と悔やんだ。

 「試合前はいつも通りだった」というが、初回、先頭のクルーズを四球で歩かせた。2死までこぎつけたが、バルデスに先制適時打を許した。二回、三回と連続して先頭打者を四球で出塁させる苦しいピッチングだったが、何とか粘った。

 四回を三者凡退に仕留めてテンポが上がってくるかに思われたが、五回、先頭を三ゴロに打ち取ったかに思われたがマンシーが一塁へ悪送球。「リズムを作り直したかった」というが、ここからタイムリーを2本浴びて失点を重ねてしまった。

 「ピンチを乗り越えることができなかった」と山本。制球を乱した要因については「必ず原因はあるので早く感じ取って。早くどこが良くないかを考えて。きょうも少しずつ良くなってきたけど、すごくリズムの悪いピッチングだった」と振り返った。「良くない時でもちゃんと対処していかないといけない」と言う。

 スキーンズとの投げ合いには「きょうも素晴らしい投球でしたし、もともといい投手というのはわかっていた。素晴らしいピッチングでした」と相手をたたえた山本。「いいボールもありましたし、コントロールできないボールもあった。良い投手と対戦するときは先制点に気をつけて投げたかった。五回にも失点して、また次ですね」と前を向いた。

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