ロバーツ監督 山本由伸の乱調に「らしくないと思った」メジャーワースト4四球 5回3失点で2敗目 チームは3連敗

 「ドジャース0-3パイレーツ」(25日、ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は5回3失点(自責点1)で2敗目を喫した。立ち上がりから3イニング連続の先頭四球などメジャー移籍後ワーストとなる4四球。制球を乱した右腕にロバーツ監督は「今夜のヨシはらしくないと思った。ピンポイントの投球ではなかった」と評した。

 初回、先頭のクルーズを四球で歩かせると、2死までこぎつけたが、バルデスに先制適時打を許した。二回、三回と連続して先頭打者を四球で出塁させる苦しいピッチング。指揮官は「直球、変化球ともにわずかにゾーンを外れていた」と評したが、何とか無失点で粘った。

 四回を三者凡退に仕留めてテンポが上がってくるかに思われたが、五回、先頭を三ゴロに打ち取ったかに思われたがマンシーが一塁へ悪送球。ここからタイムリーを2本浴びて失点を重ねてしまった。

 山本は試合前まで18イニング連続無失点と安定した成績を残していた。4月の自責点はゼロでナ・リーグの防御率ランキングでもトップに立つほど。この日は自責点1で防御率1・06となり、ナ・リーグトップの座はキープした。

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