藤浪晋太郎、8日ぶりオープン戦登板1回無失点 最速158キロ 制球乱れて2四球も要所締める

 「オープン戦、マリナーズ-パドレス」(15日、ピオリア)

 マリナーズとマイナー契約を結び、招待選手としてキャンプに参加している藤浪晋太郎投手が4番手で八回から登板し、1回1安打無失点、与四球2だった。23球のうちストライク11球、ボール12球。最速は158キロで防御率を7・71とした。

 7日のドジャース戦以来、8日ぶりの実戦のマウンド。12日に自分打者相手に実戦形式の投球練習で23球を投げてのべ4打者を無安打に抑えた藤浪は、先頭打者に10球粘られて四球を出したが、次打者を156キロ速球で一ゴロに打ち取る。

 1死二塁。得点圏に走者を置いた場面は4球連続ボールでピンチを広げたが、二塁走者が三盗を狙ったところで冷静に三塁へ送球して仕留めて2死一塁。4人目にはカウント1-2と追い込んだが、2球連続でフルカウントにしてしまい、外角低め142キロカットボールを右前に運ばれる。

 一塁走者の二盗で2死二、三塁。ふたたび窮地に陥ったが、5人目をカウント1-0から156キロ速球で左飛に仕留めて無失点に抑えた。

 今キャンプは首脳陣のすすめで新球ツーシームの習得に取り組んでいる藤浪。ここまでオープン戦5試合に登板し、4試合で無失点。4回2/3を投げて与四死球8、奪三振4。防御率7・71は2度目の登板となった2月27日のジャイアンツ戦で3四死球4失点の乱調が大きく影響している。

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