藤浪晋太郎、メジャー昇格のカギ握る新球ツーシーム 実戦形式で159キロ 首脳陣から高評価「もっと使ってくれよ、と」

 「マリナーズ春季キャンプ」(12日、ピオリア)

 マイナー契約の招待選手としてキャンプに参加している藤浪晋太郎投手が自軍の打者相手にした実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板。のべ4人(右打者3人、左打者1人)に対し、内野ゴロ2、外野フライ1、1奪三振だった。23球のうちストライク14球。最速は159キロを計測した。

 さらに自信を深めたのは、前回、7日のドジャース戦で初めて本格的に投げ始めた動く直球、ツーシームだ。「(首脳陣の話では)かなりいいボールらしいんで、データ上ですけど。もっとゾーンに投げれればかなり有効に使えるんじゃないかなと思います」。この日は試合で制球が乱れる傾向にある右打者に多投。好感触をつかんだ。

 昨オフにメッツからFAになり、マリナーズとマイナー契約を結んだ。ここまでオープン戦4試合に登板し、3試合で無失点。防御率9・82は、2度目の登板となった2月27日のジャイアンツ戦で3四死球4失点の乱調が大きく影響している。

 15日後に迫った開幕に向けて球団はベンチ入りメンバー26人の絞り込み作業を進めている。この日は右投手2人、左投手1人を含む5人にマイナー行きを通告した。藤浪は残る投手27人(右投手23人、左投手4人)の中に入っており、過酷なサバイバルゲームを繰り広げている。

 この日は最速159キロの速球で相手のバットを押し込み、外角低めいっぱいのカットボールで見逃し三振も奪った。ワンバウンドの球が大きく外にはずれる球が2つあったが、直球、変化球ともに安定した印象を与えた。それでも降板後の藤浪は「まあまあですかね」と厳しい自己採点。「ブルペンがいいだけに求めるものが自分の中では高い。もうちょっとポンポンポンポン投げれるんじゃないの、っていうのが、自分の中である。それがあるぶん、結果自体はいいんですけど、もっともっと上のものがあるっていうところ(気持ち)ですかね」と説明した。

 ブルペンでの投球練習と実戦の違いを「抑えたいという欲が出る」と藤浪。新球ツーシームを完全に習得できれば、2年ぶりのメジャー昇格が現実味を帯びてくる。

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