エンゼルス白旗 ジオリトら主力5選手が一挙移籍 チーム解体が現実に 各球団正式発表 約8億円の総年俸削減に成功
大谷翔平投手が所属するエンゼルスのルーカス・ジオリト、マット・ムーア、レイナルド・ロペス、ドミニク・リオンの4投手とハンター・レンフロー外野手、計5選手が他球団へ移籍することが分かった。ガーディアンズなどが8月31日(日本時間9月1日)に正式発表した。
今回、他球団への移籍が決まった5選手はエンゼルスからウェーバーリストに記載されたことが8月29日(同30日)に判明。ウェーバーは「保有権の放棄」を意味する。
ガーディアンズはジオリト、ムーア、ロペスの3投手の獲得。レッズはレンフローを、マリナーズがリオンを獲得したことをそれぞれ発表した。
エンゼルスはランドル・グリチャク外野手もウェーバーにかけていたが、獲得球団は現れなかった模様。移籍する5選手の今季残りの契約は新球団に引き継がれるため、オレンジカウンティ・レジスター紙のフレッチャー記者によると、エンゼルスは総年俸から約570万ドル(約8億2000万円)の削減に成功したという。
エンゼルスは9年ぶりのプレーオフ進出を目指し、7月26日にホワイトソックスとのトレードでマイナー2選手との引き換えにジオリトとロペス両投手を、トレード期限当日の8月1日にはメッツからリオンを補強。投手陣を強化したはずだったが、8月1日から今季ワーストの7連敗を喫するなど、月間8勝19敗と大失速。8月30日の時点の戦績は64勝70敗でア・リーグ西地区首位のマリナーズと12・5ゲーム差の4位。ワイルドカード争いでもプレーオフ圏内のレンジャーズに11・5ゲーム差をつけられ、厳しい戦いを強いられている。
ジオリトはメジャー8年の通算成績は174登板、60勝58敗、防御率4・35。エンゼルスでは6試合に先発し、1勝5敗、防御率6・89と振るわず。8年目のロペスは通算229登板、38勝49敗6セーブ、防御率4・39でエンゼルス移籍後は13登板、0勝2敗2セーブ、防御率2・77。リオンはメジャー10年通算395登板、22勝23敗8セーブ、防御率3・81。エンゼルス移籍後は11登板で1セーブ、防御率5・54だった。
ムーアとレンフローは昨オフに1年契約で合意。20年にソフトバンクでプレーしたムーアはメジャー12年の通算成績が309登板、65勝63敗5セーブ、防御率4・38。今季は脇腹痛で一時離脱したが、貴重なセットアッパーとして41登板で4勝1敗、防御率2・66と好投していた。レンフローは正右翼手としてここまで126試合、打率・242、19本塁打、56打点、OPS・737をマークしていた。





