ダルビッシュ メジャー100勝目の権利持って降板 6回途中4失点 野茂英雄以来2人目の快挙なるか

 ロッキーズ戦に先発したダルビッシュ
 1回、マクマーンを空振り三振に仕留めるダルビッシュ
 先発したダルビッシュ
3枚

 「ロッキーズ-パドレス」(9日、デンバー)

 パドレスのダルビッシュ有投手(36)が先発登板。03年野茂英雄(ドジャース)以来2人目のメジャー通算100勝の権利を持って降板した。

 初回は中飛、左直、空振り三振で最高の立ち上がりを見せると、二回も中飛、空振り三振、捕邪飛で三者凡退。三回に1点を許したが、5回まで安定感ある投球を続けた。

 しかし7点リードの六回、連打で1点を献上。なおも1死二、三塁の場面で降板した。後続が失点したため、ダルビッシュは5回1/3で100球4失点、5安打、6奪三振、4四球だった。

 今季はこれが12試合目の先発。試合前までの防御率は4・10で、ここまで4勝4敗だった。

 チームは初回、マチャドの2ランなどで3点を先制。二回にもグリシャム、サンチェスの2発で3点を追加するなど、6回までに8点の援護をもらう展開だった。

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