大谷 26号反撃弾でサヨナラ勝利呼ぶ
「エンゼルス5-3ツインズ」(13日、アナハイム)
反撃の一発は0-3の八回2死だ。ここまで11打席連続無安打のエンゼルス・大谷が164キロ剛腕デュランの浮いたカーブを完璧にとらえた。飛距離122メートルの26号ソロ。七回まで3安打だった打線が勢いづき、九回2死から追いつく粘りをみせた。
延長十回1死三塁の場面ではリーグ1位を独走する12個目の申告敬遠。本拠地にブーイングが響き渡った。しかし、次打者の中飛では相手のファインプレーもあって帰塁できず併殺となった。
試合前には敵軍の主砲を喜ばせた。地元局によると、遊撃手コレアの妹が大ファンの大谷から14歳の誕生日を祝福され、記念撮影。感激の涙を流したという。
エ軍は延長十一回、ウォードの決勝2ランでサヨナラ勝ち。大谷も仲間とともにベンチから飛び出して歓喜の輪を作った。