大谷翔平 サヨナラ機逸した走塁死に 指揮官「私の責任」盗塁サイン、延長十回

 8回に26号ソロを放ち、ベンチでタッチを交わす大谷
 8回、26号ソロを放つ大谷
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 「エンゼルス5-3ツインズ」(13日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「2番・指名打者」でフル出場し、八回の打席で3戦ぶり26号ソロを放つなど、4打数1安打1四球、1打点だった。打率・253。チームは七回まで散発3安打無得点に抑えられていたが、大谷の一発から反撃に転じ、延長十一回、ウォードの16号2ランでサヨナラ勝ちを収めた。

 本拠地がブーイングとため息に包まれたのは延長十回だ。無死二塁からスタートするタイブレーク制。先頭フレッチャーの犠打で1死三塁となった場面で大谷がア・リーグを独走する12個目の申告敬遠で歩かされた。一打サヨナラ勝ちの場面。八回の打席で26号を放っているバットに期待した地元ファンは不満の声を上げた。

 落胆の声は次打者レンヒーフォの打席だ。低いライナー性の打球をツインズ中堅バクストンがダイビングキャッチのファインプレー。ところが、投球と同時に一塁から好スタートを切っていた大谷はすでに二塁に到達しており、慌てて帰塁するも及ばず、補殺が記録された。

 試合後の会見でネビン監督代行は前進守備を敷き、遊撃コレアが二塁ベース寄りに守っているのを見て併殺打を回避するために大谷に二盗のサインを出したことを明かし、「あれは私の責任だ」。チームのサヨナラ勝利に「選手たちに助けられたことをうれしく思う」と話した。

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