オールスター戦（１９日・ロサンゼルス）に２年連続で「指名打者」と「先発投手」で選出されたエンゼルスの大谷翔平投手（２８）が１３日、最有力候補に挙がっている「先発投手」について「自分よりも数字がいい選手が投げるべき」と持論を展開した。

　９勝目を挙げた試合後の取材で球宴の先発マウンドへの意欲を問われると、「もちろん、そうですね。先発投手からしたら特別な場所なので投げたいと思うのが普通だと思う」と話した。

　しかし、素直な気持ちを言葉にしながらも「もちろん自分よりも数字（成績）がいい選手がたくさんいるので、投げるべきだと思いますし、もっともっと自分より投げるのにふさわしいピッチャーはいると思う」と言った。

　大谷は具体的な投手名は出さなかったが、一部の米メディアは大谷とレイズのマクラナハンの２人が最有力候補と挙がっていると報道。後者は今季１０勝、メジャー１位の防御率１・７１と奪三振１４７をマークしている。