エンゼルスの大谷翔平投手（２７）が２８日（日本時間２９日）、ＥＳＰＹアワードの「ＭＬＢ最優秀選手賞」と「男子スポーツ・ベストアスリート賞」の２部門でノミネートされた。同投手は昨年の「ＭＬＢ最優秀選手賞」を受賞しており、２年連続で候補に入った。

　米スポーツ専門局ＥＳＰＮが９３年に創設したＥＳＰＹアワード（Ｅｘｃｅｌｌｅｎｃｅ　ｉｎ　Ｓｐｏｒｔｓ　Ｐｅｒｆｏｒｍａｎｃｅ　Ｙｅａｒｌｙ　Ａｗａｒｄ）は、米スポーツ界で目覚ましい活躍をした選手や団体、優れたプレーなどに贈られ、スポーツ界のアカデミー賞やグラミー賞とも称されている。

　昨年は「ＭＬＢ最優秀選手賞」を受賞した大谷は、同賞のほかに「男子スポーツ・ベストアスリート賞」でも候補入りした。

　「ＭＬＢ－」は昨季のナ・リーグＭＶＰのハーパー（フィリーズ）、今季の本塁打王争いを独走し、ヤンキースの快進撃を支えているジャッジ、昨季はブレーブスでワールドチャンピオンに貢献したソレア（マーリンズ）の３人がノミネート。「男子スポーツ・－」は、ＮＢＡの今季の覇者ウォリアーズのカリー、ＮＦＬパッカーズのロジャース、ＮＨＦの昨季ＭＶＰ、オイラーズのマクデービッドの３人とともに名を連ねた。