MLB“誠意ある”対案提示も選手会「がっかり」 交渉決裂でキャンプ遅延 米報道

 米大リーグ機構(MLB)と選手会による交渉が12日(日本時間13日)、行われ、MLBは資料130ページに及ぶ対案を提示したが、合意しなかった、とAP通信など、複数のメディアが伝えた。新たな労使協定を巡る交渉は難航し、昨年12月からロックアウト(オーナー側による球団施設封鎖など)に突入。広島からポスティングシステムを使って米球団移籍を目指す鈴木誠也外野手やマリナーズからFAになった菊池雄星投手の交渉に影響を与えている。

 米報道によると、交渉ではMLB側から対案が提出された。130ページに及ぶ資料には年俸総額の規定額の引き上げや、同規定額を超えた場合のドラフト指名権消失のペナルティー案の取り下げのほか、昨季57万500ドル(約5840万円)だったメジャー最低保証年俸を一律63万ドル(約7260万円)へ増額、もしくはメジャー在籍年数に応じた変動制などの“譲歩案”が盛り込まれていた。しかし、交渉は1時間足らずで終了し、米サイト「アスレチック」は「選手会側は非常にがっかりしていた」と、5度目の交渉も物別れに終わったことを伝えた。

 MLBのマンフレッド・コミッショナーは2日前に行った記者会見で3月31日の開幕に自信を見せ、選手会が求めたナ・リーグのDH制導入やFA移籍によるドラフト指名権補償の撤廃など、一部の項目に同意したことを発表し。今後の交渉について「前進できる誠意ある良い案を出すつもりだ」と話していたが、16日スタート予定の春季キャンプの日程変更は決定的となった。

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