MLB労使交渉で政府に仲裁要請 米報道 94年は機能せず、シーズン打ち切り
米大リーグ機構(MLB)が選手会との交渉が難航している新労使協定の妥結に向けて連邦調停局の支援を要請した、と3日(日本時間4日)、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」などが伝えた。同局による仲裁は選手会の同意が必要とされているが、現時点で選手会側はコメントしていない。
オーナー側によるロックアウト(球団施設の封鎖など)から2カ月、依然として両者に大きな隔たりがある中、新たな動きがあったようだ。「ジ・アスレチック」によると、MLBが選手会に対し、当初予定していた対案を提示せず、連邦調停局に支援を依頼する考えを伝えたという。
米スポーツサイトESPN電子版によると、ロックアウトに入った後、両者の交渉は4回おこなわれており、ドラフト指名権など一部の項目で合意に近づいているが、大部分で歩み寄りは見られず、「2月末までに解決しなければ、3月31日の開幕戦が危ぶまれることを恐れている」と記述。連邦調停局は選手会がストライキを決行した81年と94年にも仲裁役を担ったが、後者は機能せず、ワールドシリーズが中止になるなど、シーズンが途中で打ち切られた過去を伝えた。


