豪プロ野球で女子が初登板 17歳のビーコムが好投 最速135キロ
オーストラリアのプロ野球で初めて女性選手が出場した。エースズの17歳の左腕、ジェネビーブ・ビーコム投手(球団提供・共同)が、8日のジャイアンツ戦で1回無失点の好救援。米メディアや大リーグ公式サイトでも取り上げられた。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、身長188センチで最速135キロの直球を投げ、カーブも武器とする。チームは1-7で敗れたが、六回から登板して無安打無失点と好投し、観客から喝采を浴びた。試合後は「目標は得点を止めることだった」と振り返った。
幼い頃に兄の影響で野球を始め、男子チームでのプレーにこだわってきた。22~23年シーズンの育成選手として契約し、特別に組まれたシリーズで出場機会を得た。