大リーグ労使協定、期限12時間前も合意に至らず ロックアウト突入確実 米記者伝える

 米大リーグ機構(MLB)と選手会の労使協定の改定交渉は、失効期限の米東部時間1日午後11時59分(日本時間2日午後1時59分)の12時間前の時点でも合意には至っていない、と米スポーツ専門局のパッサン記者が自身のツイッターで伝えた。

 同記者は1日午後1時42分にツイッターを更新。「MLBの交渉人が選手会のトップと7分間のミーティングを終えてテキサス州のホテルを出ようとしている。彼らがいつ戻るかは不明。もしこのまま戻って来なければ、今回がロックアウト(球団オーナー側による施設封鎖)突入前最後の話し合いとなる」とつづった。約10分後には「選手たちにはこの日の交渉は終了したと伝えられている」との文面を投稿した。

 ロックアウトに突入すれば、選手による球団関連施設の使用が不可能となるだけでなく、現在行われている来季以降の契約の交渉も中断されるなど、FA選手にも大きな影響を与える。米大リーグでの労使協定を巡る活動停止は、選手会側が94年8月12日から95年4月2日まで232日にわたり実施したストライキ以来、26年ぶりとなる。

 米メディアによると、争点は収益の分配法や課徴金の上限、FAや年俸調停の権利取得条件、ポストシーズンの拡大、ユニホームの広告ワッペンなど、多岐にわたる。

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