満票MVPの大谷翔平「ここから7年が勝負」「1番の選手にはなっていない」【一問一答】

 米大リーグのア・リーグMVPに選ばれたエンゼルスの大谷翔平。専門局MLBネットワークの番組で喜びを語った
 米大リーグのア・リーグMVPに、エンゼルスの大谷翔平が選ばれたことを報じる専門局MLBネットワークの番組
エンゼルス・大谷翔平
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 米大リーグのMVPが18日(日本時間19日)に発表され、ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平投手(27)が満票で初めて受賞した。日本選手では01年のイチロー(マリナーズ)以来、20年ぶり2人目の快挙だ。

 受賞発表後の電話会見の一問一答は以下の通り。

-制限なしにプレーできたことについて。

「難しさもありましたけど、やっぱりやりがいのあることですし、信頼に応えたいなというか、使ってもらっているという期待に応えたいなと思って毎日、頑張りたいと思っていたので、そこはすごいやりがいを持ってできたかなと思います」

-今オフの取り組みは去年と同じ?

「時間はあったので、しっかり休めましたし、もうしっかり動き始めてるので、ここからまたキャンプに向けて、また来年、勝てるように頑張りたいなと思います」

-今季の活躍は二刀流でラストチャンスじゃないかという重圧があったから?

「どうなんですかね。ここまで(二刀流が)100%歓迎されているという雰囲気はプロに入ってからもずっとなかったので、常にそういう批判的なことっていうのはありましたけど、自分がここで頑張りたいなと思ってやってきたので、反骨心みたいなのは正直なかったですし、本当に純粋に自分がどこまでうまくなれるのかなっていうのを頑張れたところが良かったのかなと思います」

-満票について。

「取ること自体も初めてなので、それも特別ですし、なおかつ、1位にみなさん入れてくれたというのが本当にすごく、うれしくて、また来年以降、頑張ろうという気持ちに、さらに、させてくれたと思います」

-トラウトやチームメートの称賛や祝福をどう感じているか?

「一緒にやることで勉強になったりだとか、バッティングに関しては勉強させられっぱなしのところがあるので、ほんとにそこを見てきたからいろいろ対応できた部分はあると思いますし、ホントに一緒のチームで良かったなと思っているので、ホントに来年、一緒に頑張れたら、もっともっと強いチームになるんじゃないかなと思います」

-子どもたちへのメッセージ。

「僕はイチローさんらがMVPを取ったときに見ていましたし、そういう人たちを見てメジャーリーグに憧れるようになったので、そう思ってくれるようにまずは頑張りたいなと。そういう選手が出てきてくれるのも楽しみにしてますし、一緒にできる日が将来来るのも楽しみにしてます」

-今夜は家族とどんなお祝いを?

「特にないですかね。1人で寂しく過ごすと思いますけど(笑い)。家族というか、母親とかは(自宅に)来ているので、帰ったらいると思いますけど、夜は特には。また明日もあるので、早めに寝ると思います(笑)」

-球団との契約延長の話は?

「そういった話はあまりできないので、ただ、エンゼルスも好きですし、長くやりたいなというか、まずは来年勝つことだけ考えて過ごしたいなと思っています」

-受賞発表を待つ心境は?

「やることは特に変わってなかったかなと思いますね。ホントに個人的には切り替えて来年勝つことだけを考えてやりたいなと思ってたので、ただ、楽しみにはしてましたし、本当に取れてうれしい気持ちはあるので、来年につながるというか、モチベーションになったかなと思います」

-二刀流を評価されての受賞。27歳で受賞し、今後の野球人生にとってどんな意味をもつか?

「満票で取れたっていうのは本当にうれしいですし、けがとかもいろいろあったので、順調にきてたわけではなかったですけど、その中で色んな人に助けてもらって27歳で取れたので、選手としてここからピークを迎える、5から7年ぐらいはもっともっと勝負の年じゃないかなと思うので、もっともっと頑張れるようにね、日々頑張りたいなと思ってます」

-1番の選手になりたい。MVPを受賞してもその目標は達成したとは言えない?

「なってはないですね。自分でそう思う日はおそらく来ないと思うので、目標としてはアバウトというか、そういう目標ですけど、ゴールがない分、常に頑張れるんじゃないかなと思うので、確実にステップアップはしたと思ってますし、今回の賞はその一つだと思うので、今後のモチベーションの一つになりました」

-18歳の時に周囲に無理だと言われながら二刀流を始めた。去年は継続の危機があったと思うが、そこを乗り越えてのMVPをどう思っているか。

「まず、怪我なく1年間できたというのが一番良かったですし、そこで結果を出すことによって受け入れられる部分が多くなってくるんじゃないかなと思うので、それはこれからも変わらないですし、このパフォーマンスをどれだけ続けられるのかっていうのは誰にも分からないので、毎年毎年そういうチャレンジの年が続くと思ってます」

-イチローさんがシーズン最後に大谷選手について「無理はできる間にしかできない。できる限り無理をしながら…」とコメントしたが、「無理」という言葉をどう解釈したのか?

「無理というのは怪我をするまでやりなさいとか、そういう意味ではないと思いますし、ピークでいられる時期というか、選手として、いいパフォーマンスを保てる時期っていうのは、そう長くはないので、本当に時間の制約というか、そういうタイムリミットというのは毎年、近づいてますし、その中でこう、自分の能力を伸ばせる時間はそんなに多くはないので、なので、そういう時間を大事にしながら、やりたいなという、そういう意味だと捉えて、頑張ってます」

-ナ・リーグMVPのハーパーが受賞後に涙した。発表直後の感情は?

「泣くというよりは、すごいうれしかったですね。満票だったので、ちょっとびっくりというか、良かったなあっていう、そういう気持ちのほうが強い。ハーパー選手は2回目だと思うので、そういう意味でも心境の違いっていうのはあると思いますし、素晴らしいバッターなので、僕自身も見てますし、いつかこう対戦できる機会があれば、凄い嬉しいなと思います」

-シーズン終了時にマドン監督が今年一番印象的だった会話として「制限を設けない、と伝えたら、ショウヘイが笑みを返したとき」を挙げた。あの笑みの意味は?そもそもその提案をどう受け止めた?

「そうですね。プラスの部分、ポジティブな部分ももちろんあるとは思いますし、そこに対して自分で頑張りたいなという気持ちが出てきたのもあるんですけど、どちらかというと、形にならなかったら、この先考える必要があるんじゃないかなっていうニュアンスかなというのもあったので、それは五分五分かなっていう感じですかね」

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