大谷【一問一答】(来季)いろんな起用法が広がっていく

 「マリナーズ3-7エンゼルス」(3日、シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が、今季最終戦のマリナーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、初回に46号先頭打者本塁打を放ち、日本選手では07年の松井秀喜(ヤンキース)以来、14年ぶりに100打点を達成した。

  ◇  ◇

 -二刀流に挑戦したい気持ちで米国にやって来た。今季は期待通りの活躍ができたか。

 「期待通りであったかはファンの人であったり、監督、コーチが決めるのかなと思うんですけど、もっと早い段階でこういう形を作らなきゃいけなかった。けがとかもありましたし、そういう意味では今年一年間、けがなくできて良かった」

 -なぜ4年目でこれだけ活躍できたか。

 「手術をして、リハビリもいろいろな人に助けてもらってやれたっていうのは大きかった。今年は特に大きい離脱をしないようにリカバリーをメインにシーズンを通してやってきたという印象です」

 -今日は登板する可能性があった。回避の経緯は。

 「監督、フロントの人、いろいろな人と話して、それがベストではないかという判断」

 -登板回避は何を一番に考えたか。

 「投げる投げない、どっちが一番、自分にとって、チームにとってもいいのかなっていうところ。トータルで考えて、投げない方がいいという選択」

 -帰国などオフの予定は。

 「数週間ぐらい、こっちでやることやって、帰ります」

 -来年、もっと投げられるか。守備は。

 「(登板)間隔を短くしたりとか、長くしたりとかっていうのは基本的には任せているので、自分が安定した成績を出せれば、いろんな起用法が広がっていくんじゃないかなとは思っています」

 -来年、改善できるポイントは。

 「特にピッチングは今年、ちょっと探り探りの部分が多かったので。一年間通して自分のパフォーマンスができるようにやっていければ、良いシーズンになると思っています」

 -エンゼルスのオフの動きはどの程度、気にするのか。契約延長の話に影響するか。

 「どうですかね。基本的には今いるメンバーがまず、自分を含めて一年間やるっていうのが大前提。そのためのオフシーズンを過ごしたいなと思っているので。その中でいろんな補強があると思うんですけど、来年一年、どういう選手とできるのかな、というのも楽しみにしてます」

 -本塁打王争いは「意識しないともったいない」と話していた。得たモノや課題は。

 「単純に貴重な経験をさせてもらってるな、という印象かなと思います。いろんな選手から刺激をもらって、いいシーズンを過ごせたっていうのは、選手としていい経験になったなと思ってます」

 -精神的にしんどかったことはあったか。

 「うーん、後半戦はやっぱりチームとしても上がってこなかったですし、先の見えない試合が多かったので、そういう意味では後半戦はなかなかきつかったかなと思います」

 -初めて登板前後の試合にも出場。体への負担や影響は。

 「そんなになかったですかね。トレーニングだったり、練習の内容だったり、そういうところで調整してという感じなので。あんまり、一年間通して投げた翌日だから、前日だからっていうのはなかったと思います」

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