サイ・ヤング賞3回シャーザー、4イニング3度の身体検査が物議 動画280万回再生超

 「フィリーズ2-3ナショナルズ」(22日、フィラデルフィア)

 サイ・ヤング賞3回受賞のナショナルズのエース、マックス・シャーザー投手が5回2安打1失点で6勝目(4敗)を挙げた。11日のジャイアンツ戦で内転筋を痛めて負傷者リスト入り。11日ぶりとなったマウンドは106球、8奪三振の力投で防御率を2・19とした。

 シャーザーが薄ら笑いを浮かべ、呆れた表情でマウンドを駆け下りたのは四回1死一塁の場面だ。投手の粘着物質使用の取り締まり策として前日から施行された審判団による身体検査。三回までに2度のチェックを受けていた右腕は苛立った様子でグラブ、帽子を次々と投げ捨て、ベルトを緩めた後、両手を広げて“潔白”をアピールした。

 一連のやり取りを収めた動画はSNSで拡散。投稿から5時間足らずで280万回を超える再生数を記録するなど、大きな反響を呼んだ。

 四回途中の身体検査はフィリーズ側の要求に審判団が応じたもの。シャーザーは、よほど腹に据えかねたのか、5回を投げ終えてマウンドを降りる際にジラルディ監督にガンを飛ばした。これに対して敵将は激高。「かかって来いよ」と言わんばかりのジェスチャーでベンチから飛び出し、退場処分に。シャーザーはベンチに戻った後も敵将に向かって右手を見せた後、帽子を取って挑発行為を続けた。

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