ドジャース 32年ぶり7度目の制覇!監督「全員が大きな役割を果たした」

 「ワールドシリーズ・第6戦、ドジャース3-1レイズ」(27日、アーリントン)

 米大リーグのワールドシリーズ(WS=7回戦制)は27日、アーリントンで第6戦が行われ、ドジャース(ナ・リーグ)がレイズ(ア・リーグ)を3-1で破り、4勝2敗で32年ぶり7度目の制覇を果たした。最優秀選手には打率・400、2本塁打のシーガーが輝いた。

 0-1の六回1死一塁、好投の先発左腕スネルが交代すると、ドジャースのベッツはベンチに笑みを投げ掛けた。ロバーツ監督が「かなりうれしかった。圧倒されていたから」と振り返った勝機の到来を逃さなかった。

 レッドソックスから今季移籍した28歳の外野手ベッツは一昨年の最優秀選手の真価を発揮した。2番手の救援から二塁打で二、三塁と好機を広げると、暴投で同点に。さらに前進守備を敷いた一塁へのゴロで好スタートを切り、頭から間一髪、勝ち越しのホームを踏んだ。

 八回にはソロで貴重な追加点をもたらした。シーズンを通じ、走攻守でチームを引っ張り「優勝への最後のひと押しをするために来たと思っている」と息をついた。

 救援陣は二回途中から2安打無失点で、就任5年目の沖縄生まれの日系人監督は豊富な戦力を使い切った。2017年、18年と頂上決戦で敗れている指揮官は「ついに成し遂げられた。全員が大きな役割を果たしてくれた」と感慨を込めた。

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