ドジャースWS制覇王手 カーショーが初戦に続き勝利

 「ワールドシリーズ・第5戦、レイズ2-4ドジャース」(25日、アーリントン)

 第5戦が行われ、ドジャース(ナ・リーグ)はレイズ(ア・リーグ)を4-2で破り、3勝2敗で32年ぶりの頂点まであと1勝とした。ドジャースの先発カーショーは降板した六回途中までで6三振を奪い、ポストシーズン(PS)の通算奪三振を207に伸ばし、アストロズのバーランダーを抜いてメジャー最多となった。筒香嘉智外野手(28)は八回に代打で出場し、左飛だった。

 ドジャース一筋の32歳のエース左腕がチームを悲願の頂点に、あと一歩のところに導いた。カーショーは六回途中まで先頭を4度出しながらも2失点で踏ん張り、第1戦に続く白星を挙げた。

 1点リードの四回がベテランの真骨頂だった。無死一、三塁から遊飛、空振り三振で2死までこぎ着けると、最後は三走の本盗を阻止。一塁手の叫び声で背後の動きに気付き、冷静にプレートを外して本塁に投げ「過去にも同じようなことがあった。大きなアウトだった」と胸を張った。

 直後に味方が貴重な1点を加えると、五回から5者連続で抑え、無失点リレーへの流れをつくった。6三振でPS通算207奪三振はメジャー最多に。ロバーツ監督は「粘ってアウトを取ってくれた」とたたえた。

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