大谷、二刀流準備OK OP戦ラスト快音締め
「オープン戦、エンゼルス4-5パドレス」(22日、アナハイム)
米大リーグは23日(日本時間24日)に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で60試合に短縮したレギュラーシーズンを2試合で開幕する。エンゼルスの大谷翔平投手(26)はパドレスとのオープン戦に先発出場して2打数1安打だった。
大谷が開幕前最後の打席を快音で締めた。三回。昨季10勝の左腕ルケシーにカウント1-2と追い込まれながら、内寄り146キロ速球を左前へ運んだ。敵軍内野陣は極端に右へ寄るシフト。痛烈な打球が三遊間を守る三塁手の左を抜いた。
「ショーウィー(大谷の愛称)は100%のようだね」
そう話すのは大谷と2、3番コンビを組む主砲トラウトだ。「昨季との一番の違いは健康状態。膝痛に悩まされていたからね。今季の彼をみんなが楽しみにしている」
試合前にはブルペンで37球を投げ、打撃練習では23スイングで柵越え14本。130メートル級の打球を連発した。
新型コロナウイルスの影響で4カ月遅れて開幕するシーズン。24日(日本時間25日)に初戦を迎えるエ軍。いよいよ2年ぶりに大谷の二刀流が復活する。