大谷翔平、圧巻14本柵越え パドレスOP戦に3番で出場

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が22日(日本時間23日)、パドレスとのオープン戦前の打撃練習で23スイングのうち4連発を含む14本の柵越えを放った。

 「3番・指名打者」で出場する大谷は開始3時間40分前にフィールドに姿を見せ、ウォームアップで体をほぐし、キャッチボールを約70球。投内連係、さらにはブルペンで全球種を交えて37球を投げた。

 フリー打撃では2スイング目から3連発、6スイング目から4連発、さらに11スイング目から3連発。130メートル級の当たりを連発し、柵越え率61%という驚異的な数字をたたき出した。

 大谷は前日21日のドジャースとのオープン戦は3打数無安打。1打席目は飛距離114メートルの中飛、2打席目は自信をもって見送った外角直球をストライクと判定されて見逃し三振、3打席目はバックドア・スライダーを見送って三振に倒れた。

 大谷は3日に再開された夏季キャンプで打者として紅白戦4試合に出場し、打率・308(13打数4安打)、1本塁打、4打点をマークした。

 エンゼルスが昨年12月に7年2億4500万ドル(約264億円)の契約を結んだ強打の三塁手レンドンは脇腹痛のため、前日に続いてこの日もスタメンから外れた。

 エンゼルスのラインアップは以下のとおり。数字は昨季の成績。

1番・二塁 フレッチャー 打率・290、6本塁打、49打点

2番・中堅 トラウト   打率・291、45本塁打、104打点

3番・DH 大谷     打率・286、18本塁打、62打点

4番・左翼 アップトン  打率・215、12本塁打、40打点

5番・一塁 ラステラ   打率・295、16本塁打、44打点

6番・右翼 ウォード   打率・190、1本塁打、2打点

7番・捕手 カストロ   打率・232、13本塁打、30打点

8番・遊撃 シモンズ   打率・264、7本塁打、40打点

9番・三塁 タイス    打率・211、8本塁打、23打点

   投手 サンドバル  0勝4敗、防御率5・03

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