大谷翔平、シフト破りの左前打 開幕前最終実戦は2打数1安打

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が22日(日本時間23日)、パドレスとのオープン戦に「3番・指名打者」で出場し、2打数1安打。三回に左前打で出塁した後、代走を送られ、ベンチへ下がった。

 前日のドジャースとのオープン戦に続いて3番で起用された大谷。開幕前最終実戦は初回の打席で変則左腕のルケシーに対し、2球連続でストライクを見送り、追い込まれた後、ボール1つを挟み、低めに沈む変化球に空振り三振を喫した。地元中継局の実況によると、チェンジアップとカーブの間の動きをする“チャーブ”だという。

 やり返したのは三回の第2打席だ。カウント1-1から高めの145キロを打ち損じてファウルにして追い込まれたが、4球目の内寄り146キロを左前へ弾き返した。内野陣全体が右側へ寄る“オオタニシフト”で三遊間を守る三塁手の左を抜く技ありの一打だった。

 この日の大谷は試合前にブルペンで直球、変化球を交えて37球を投げ、26日が予想される投手復帰に向けて調整。フリー打撃では23スイングで4連発を含む14本の柵越えを放ち、状態の良さをうかがわせた。

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