大谷翔平、2空振り三振1四球 右足上げない打撃フォーム試す

 「オープン戦・エンゼルス-パドレス」(27日、アリゾナ・テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平選手(25)は「4番・指名打者」で出場し、2打数無安打1四球。初回は空振り三振、四回は空振り三振、六回は四球だった。

 オープン戦初出場となった25日のレッズ戦に続いて4番で起用された大谷。初回2死一塁の打席は左腕モレホンに対し、初球外角156キロ直球を三塁内野席へライナー性の打球でファウルにした後、内角高めに外れる156キロを見送り、カウント1-1。さらに自信をもって見送った内角低め、137キロスライダーをストライクと判定されて追い込まれると、4球目、内寄り高めに大きく外れる156キロにバットは空を切った。

 1点を先制された直後の四回の打席は無死一塁。右腕バラクローに対し、初球は外角高めの148キロ直球を見送りストライク、さらにワンバウンドのスライダー、外角高めに抜けた直球、外角低めコーナーの150キロも見送り、カウント2-2。最後は外寄り148キロ直球に空振り三振を喫した。

 六回の打席はマイナー右腕に対し、初球内角高めの151キロ直球をファウルにした後、4球連続でボールを見送って一塁へ歩いた。初球のファウルは、タイミングは合っていたが、わずかにボールの下を叩き、後方へのライナー性の打球。紙一重のスイングだった。

 25日の試合では右足を上げる新打法と、右足を上げることなくすり足で踏み込む昨季までのフォームに近い型を併用。しかし、この日の3打席はいずれも後者で打席に立った。最初の2打席は投球に対し、立ち遅れ気味の感は否めなかった。

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