雄星、メジャーのパワー痛感「困ったら『アウトロー』というわけにはいかない」

2日後の登板に備えてブルペンで投げる菊池(撮影・小林信行)
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 マリナーズの菊池雄星投手(27)は12日(日本時間13日)、メジャー5度目の登板となる15日(同16日)のインディアンス戦に備えてブルペンで37球を投げるなどして調整した。

 メジャー1年目の今季はここまで4試合に先発していずれも勝敗つかず。過去3試合はすべて勝利投手の権利をもって降板したが、救援陣が崩れて初勝利が消えている。

 この日はブルペンでストレート13球、スライダー6球、カーブ8球、チェンジアップ10球を投げた左腕。投球練習後は、ここまで許した4本の本塁打を振り返りながら「困ったら『アウトロー(に投げる)』というわけにはいかない」と話した。

 前回、10日のロイヤルズ戦では1点リードの三回に4番ソレアに対し、カウント3-1から投じた低め153キロ直球をセンター左へ飛距離138メートルの特大同点ソロを浴びた。「いいバッターになればなるほど『アウトロー』っていうのはなかなか…。こないだみたいに思い切り投げたとしても、4番とかにはもっていかれるリスクもある」と菊池。「特にバッティングカウントになってくると完全に決め打ちしてくるので、今までファウルを取れていた『アウトロー』とかも完全にもっていかれるとなると、インコースを突いたりとか、バッティングカウントでもカーブを投げたりとか、そういう工夫はしていかないといけないというのは4試合投げて感じてます」と話した。

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