雄星OP戦初登板初勝利 最速153キロの直球&カーブでメジャー斬り

 「オープン戦、マリナーズ11-3レッズ」(25日、ピオリア)

 西武からマリナーズに移籍した菊池雄星投手(27)がアリゾナ州ピオリアでのレッズ戦に先発で初登板し、2回を1安打2失点(自責点0)で勝利投手になった。29球を投げ、最速は153キロ。守備の乱れで失点こそ喫したが、投球自体には手応えを感じた様子だった。首脳陣の評価も高かった。

 落ち着き払ったマウンドさばきはエースのそれだった。子供の頃から憧れ続けた舞台。予定の2回を投げ切った菊池は「まだオープン戦とはいえ、目指してきた場所に立てたという充実感はすごくありました」と極上の笑顔を見せた。

 前夜は「ガッツリ寝ました」という左腕は立ち上がりから安定していた。一回は13球で三者凡退。1死から通算269本塁打のボットを、直前の直球より24キロ遅いカーブで空振り三振に仕留めると、“キューバの暴れん坊”プイグは150キロ速球で一ゴロ。「楽しかった。『メジャーの打者』を感じれたのが一番の収穫」と言った。

 二回は失策絡みで2点を失うも自責点は0。全29球中19球を投げ、最速153キロを計時した速球は「納得いくボールが多かった。生命線のストレートがいい形でいけて一番ホッとしている」と自信を深めた。

 日本とは異なる規則にも高い適応力を見せた。イニング間のベンチ前キャッチボールは禁止。初回の後はジャンパーを羽織り、左手に球を持ったまま体を動かし続けた。投球間の「20秒ルール」は「どんなもんかと計算しながら投げてました」と逆に投球のリズムを作る目安に利用した。

 サービス監督は「直球も変化球もずばぬけていた」と絶賛。捕手のナルバエズは「僕の言ったことは理解できていた」と、意思疎通に問題がなかったことを明かした。

 次回登板は3月2日のロイヤルズ戦を予定。「変化球の精度」と課題を挙げた菊池。先発の柱として期待されている左腕がさらにギアを上げていく。

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