ドジャース、逆転負け崖っぷち マエケン無念 思わず天仰ぐ

 「ワールドシリーズ・第4戦、ドジャース6-9レッドソックス」(27日、ロサンゼルス)

 ドジャース(ナ・リーグ)がレッドソックス(ア・リーグ)に負けて1勝3敗となり、30年ぶり7度目の制覇には後がなくなった。前田健太投手(30)は4-5の九回2死満塁で登板し、走者一掃の二塁打を浴びるなど1/3回を2安打1失点だった。レ軍は5年ぶり9度目の頂点にあと1勝とした。

 快勝ムードをド軍の中継ぎ陣がぶち壊した。4-0の七回に3番手マドソンが3ランを浴びると、1点差の八回に抑えのジャンセンが2戦連続の同点被弾。九回にフロロが勝ち越し点を献上すると、地元ファンから大きなため息が漏れた。

 前田の出番は4-5の九回2死満塁の場面。緊急発進。十分な準備できないままマウンドに上がった。

 「あそこは抑えないといけない場面。抑えれば勝敗はわらかなくなっていたと思う」

 しかし、先頭にいきなり走者一掃の二塁打を浴びた。自信をもって投じた148キロ直球を痛打された。2死一、二塁からは2本目の適時打。思わず、天を仰いだ。

 前夜は延長十八回、7時間20分の死闘を制した。自身は延長十五回から2回、36球を投げて無失点。一夜明けの体調は万全ではなかったことを明かし、「それでも抑えるすべはたくさんある。抑えたかった」と言った。

 崖っぷち。「勝つしかないと思うので、はい、また明日です」。本拠地で迎える第5戦。やり返すチャンスはまだ残されている。

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