大谷「ジャパン・デー」も無安打 ラスト1戦で奮闘見せる!
「エンゼルス2-5アスレチックス」(29日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)はアスレチックス戦にでフル出場し4打数無安打、1三振で4試合連続安打で止まった。
その瞬間、驚いたような表情で球審の方を振り返った。1-4の六回1死一塁。大谷は自信をもって見送った2球をいずれもストライクと判定されて三振に倒れた。
厳しい判定はカウント3-1の後だ。5球目の内角高めの直球は自ら一塁へ歩こうとしたほどのコース。フルカウントからの6球目も外に抜けたようなスライダーだった。ソーシア監督の険しい表情と、地元ファンのブーイングが大谷の気持ちを代弁していた。
この日は「ジャパン・デー」と銘打たれた球団イベント。試合前には球場脇の特設ステージで大谷がトークショーを行い、「けがだとか、いろいろあったんですけど、全体的にすごい楽しめました。いい経験をさせてもらった」とシーズンを総括。印象深い試合を問われると、「きょうがその日にできたら一番いいのかな、と思うので、いい活躍ができるように頑張りたい」。会場を熱狂させた。
しかし5試合ぶりの無安打でチームの連勝も4で止まった。残り1試合。快音と勝利でメジャー1年目を締めくくりたい。





