エンゼルスの大谷翔平投手（２４）が２９日（日本時間３０日）、本拠地エンゼル・スタジアムで開催されたイベント「ジャパン・デー」にちなみ、試合前にトークショーに出席した。

　球場外の特設ステージに登場した大谷は、大挙して押し寄せた日本人ファンを前にして「シーズン序盤から球場でたくさんの日本の方も見てますし、頑張りたいなという気持ちになるので、すごく助かっていると思う」と感謝。シーズンを振り返り、「けががあったりだとか、いろいろあったんですけど、全体的にすごい楽しめましたし、１年間いい経験をさせてもらったかなと思います」と話した。

　本拠地ではデビュー３戦連発や、同初登板での七回１死まで完全投球など、地元ファンの前で記憶にも記録にも残るプレーを披露してきた。自身が一番印象に残っている試合を問われると、「開幕した直後はやっぱり緊張もしてましたし、その中でいい結果を残したことはすごい印象に残ってるので、そこかなとは思う」。この日のアスレチックス戦に「４番・ＤＨ」で出場する大谷は「きょうは『ジャパン・デー』なので、“その日（印象に残る日）”にできたら一番いいのかなと思うのでいい活躍ができるように頑張りたいなと思ってます」と話すと、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。