エンゼルス田沢、4カ月ぶりメジャー復帰 同僚・大谷と食堂であいさつ

キャッチボールをする田沢(撮影・小林信行
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 大リーグ、エンゼルスは1日(日本時間2日)、傘下3Aソルトレークの田沢純一投手(32)のメジャー昇格を発表した。この日からベンチ登録枠が拡大され、田沢はマーリンズに所属していた5月以来、4カ月ぶりのメジャー復帰となった。

 今季の田沢はマーリンズで22試合に登板し、1勝1敗、防御率9・00と精彩を欠き、5月21日にリリース。6月3日にタイガースとマイナー契約を結んだが、3Aでは7試合で0勝1敗、防御率9・39と結果を残せず、メジャーに昇格することなく、7月9日に2度目の戦力外となった。

 エンゼルスとは7月13日にマイナー契約。「フォームをしっかり修正するということで契約してもらった」と本人が話すように、復調に向けてアリゾナのキャンプ施設でトレーニングと並行して投球フォームの解析などを行い、一から出直し。3Aでは7試合で0勝1敗2セーブ、防御率7・11と本来の力は出せなかったが、「やってきたことが少しはよくなったのかなと思う。まだ完璧というわけではないので自分のものにできるように残りのシーズンをやりたい」と話した。

 前日にメジャー昇格を伝えられ、この日、ヒューストンに遠征中のチームに合流。同僚となる大谷とはクラブハウス内の選手用食堂であいさつし、握手を交わした。

 残り27試合。メジャーでの投球内容が来季の契約にも影響するが、「あまりそこにこだわることなく、しっかりしたフォームで1球1球投げることができれば、結果はついてくるんじゃないかなと思う」と田沢。現在取り込んでいることを継続していくことを強調した。

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