大谷、代打で四球&二盗 チームは連勝で貯金1

パドレス戦のベンチで笑顔を見せるエンゼルス・大谷=サンディエゴ(共同)
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 「パドレス3-7エンゼルス」(14日、サンディエゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は九回に代打で出場し、四球だった。チームは2連勝で貯金を1とした。

 指名打者制のないナ・リーグ球団との交流戦のため、前日に続いてベンチで待機した大谷。敵地ファンの声援受けて代打で登場したのは3点リードの九回、無死一塁の場面。ワンボールからの2球目に一走・ヤングが二盗に成功し、好機を拡大した。しかし、パドレスの4番手右腕ウィンゲンターは制球が定まらず、ストレートのフォアボール。4球目が暴投となり、二塁走者は三塁に進んだ。続くカルフーンの初球にシーズン6盗塁目となる二盗に成功。チームは犠飛で1点を加えて点差を広げた。

 大谷は試合前の打撃練習でも敵地を沸かせた。30スイングで7連発を含む14本の柵越え。センターバックスクリーンを直撃する打球や左翼席2階に飛び込む打球など、広角にアーチを描き、スタンドから感嘆の声が上がった。

 フリー打撃の後はおよそ8分間のキャッチボールで約40球を投げた。前日は右肘故障後2度目のブルペン入りで33球を投げており、この日は通常の半分ほどの球数で調整した。

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