タイガース投手コーチ、電撃解任 人種差別発言が理由か
大リーグ、タイガースは27日(日本時間28日)、クリス・ボシオ投手コーチ(55)を解任したと発表した。解任理由は「配慮に欠けた発言」とし、具体的な内容への言及は避けたが、米スポーツ専門局、ESPN(電子版)によると、球団従業員への人種差別に関係する発言だったという。
今後はリック・アンダーソン・ブルペンコーチが投手コーチを務める。
ボシオ氏は昨季まで6年間、カブスの投手コーチを務め、昨オフにタイガースの投手コーチに就任。現役時代はブルワーズとマリナーズで計11年プレーし、主に先発として94勝93敗9セーブ、防御率3・96。マリナーズ時代の93年にはノーヒットノーランを達成した。