大谷、今度はルース超え 先発勝利後2日連続本塁打の偉業
「エンゼルスーインディアンス」(4日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)が「8番・指名打者」で出場し、五回の打席で14、17年のサイ・ヤング賞右腕、クルバーから2戦連続本塁打となる2号同点2ランを放った。
大谷は1日のアスレチックス戦で初先発初勝利を記録。その2日後となる前日の試合では第1打席で本塁打を放ち、1921年6月のベーブ・ルース以来、97年ぶりの偉業を達成したばかり。大リーグ記録サイト、baseball-reference.comによると、先発勝利後の3日以内に2日連続本塁打は野球の神さまも成し遂げていない偉業だ。
この日はナイトゲーム明けのデーゲームだったため、チームは選手たちの疲労を考慮して試合前のチーム練習は行わなかった。しかし、8日(日本時間9日)のアスレチックス戦に先発する大谷はキャッチボールの後、ブルペンに入って15球。さらに本番で投げるマウンドにも立ってシャドーピッチングを繰り返し、感覚を確かめた。