大谷翔平、メジャー初打席初球を右前打 打撃練習では柵越え連発に敵地ため息

 「アスレチックス-エンゼルス」(29日、オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が「8番・指名打者」で出場し、二回のメジャー初打席で初球を右前へはじき返し、初安打を記録した。

 敵地に歓声とブーイングが交錯した。1点を先制した二回2死一塁。「8番・大谷」がアナウンスされると、エンゼルスのベンチがある一塁側席とアスレチックスの三塁側席の観客が対照的な反応を見せた。

 フィールドに漂う異様な空気を大谷のバットが切り裂く。右腕グレーブマンが投じた初球、148キロカットボールを叩くと、力強い打球が一塁手の左を抜けた。自身最後に出場したオープン戦で初めて試して手応えをつかんだノーステップ打法。内角に食い込む球をしっかり捉えて公式戦初打席初安打。ボールのわずか上を叩き、バウンドした打球の速度は164キロだった。

 「タイミングをしっかり計れるのであれば、最初から行くのがいい」。

 初対戦の投手の初球を打つこと。大谷がそう話したのは22日に出場したマイナー試合の後だ。メジャーデビュー戦の1球目から振っていけたのはタイミングを取れている自信があったからに他ならない。

 2死一、二塁。大谷が広げたチャンスを続くマルドナドが生かす。左越え適時二塁打でチームに2点目をもたらす。攻撃を終えた大谷はすぐにはベンチに帰らず、本塁付近で立ち止まると、殊勲打ベンチに戻ると、首脳陣、選手たちからメジャー初安打を祝福された。

 3点リードの四回2死走者なしの打席は二ゴロ。ワンボールから内寄り151キロにわずかにタイミングが合わず、打球は二塁手の正面だった。

 5-4の六回二死一塁の場面は一ゴロ。2番手左腕ブッチャーにカウント1-2から外角低めの130キロカーブで打ち取られた。

 5-5の九回1死走者なしの打席は4番手右腕、トレイネンの初球、内角の156キロシンカーを打って二ゴロ。力のないゴロ打球に全力疾走し、最後は右足を懸命に伸ばしたが、わずかに及ばなかった。

 試合前打撃練習では31スイングで3連発を含む11本の柵越え。最初はからかい半分に「ショーヘー!」、「気楽にやれよー!」などとヤジを飛ばしていた敵地ファンも次々と外野フェンスを越えていく打球に驚きの声。2階席に飛び込む特大の一撃にはため息をついていた。

 チームは試合開始前に大谷を「投手兼指名打者」として開幕メンバー25人に登録。すでに1日(日本時間4月2日)のアスレチックスとの開幕シリーズ第4戦に先発することが決まっており、メジャーではベーブ・ルース以来、100年ぶりの本格的二刀流選手の誕生となる。

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