ダルビッシュ、きょう世界一アストロズと面談 古巣レンジャーズは撤退か
ドジャースからフリーエージェント(FA)になっているダルビッシュ有投手(31)がきょう19日(日本時間20日)、ワールドチャンピオンのアストロズと面談する、と米スポーツサイト、ファンラグ・スポーツが伝えた。
同サイトによると、アストロズの球団幹部が同投手の自宅があるテキサス州に出向き、面談するという。アストロズは同投手がワールドシリーズ第3戦、そして、最終7戦で先発し、いずれも負け投手になった因縁の相手。特に第3戦はダルビッシュから先制ソロを放ったアストロズのグリエルが、ベンチ内でアジア人を差別するような仕草をしたために来季開幕5試合出場停止処分を受けるなど、物議を醸した。
ダルビッシュはツイッターで前日18日にカブスと通訳なしで3時間半の“直接交渉”を行ったことを明かし、「また明日も英語頑張ります」と他球団との面談を示唆していた。
また、テキサスの地元紙、フォートワース・スターテレグラムのジェフ・ウィルソン記者はツイッターでレンジャーズのジョン・ダニエルズ・ゼネラルマネジャー(GM)の話として同投手との面談を予定していないと伝えた。レンジャーズはダルビッシュはメジャー1年目の12年から今季途中まで所属した古巣だったが、同記者は「ダルビッシュの要求額に届かないだろう」と伝えた。
ダルビッシュにはカブス、アストロズのほか、ツインズ、ドジャースが興味をもっており、争奪戦の様相を呈している。