大谷、移籍先は二刀流可能な球団優先 代理人明かす「彼は特別」

 米大リーグGM会議最終日が15日、フロリダ州オーランドで行われ、ポスティングシステムでの大リーグ挑戦を表明した日本ハム・大谷翔平投手(23)の代理人を務めるネズ・バレロ氏が、移籍先に二刀流が可能な球団を優先する方針を示した。

 バレロ氏は「彼はユニークかつ特別な選手。メジャーでも投打でプレーする熱意を持っている。私もその機会を得られるよう努力をするし、チームとも共有したい」と語った。

 また、日米両球界で改正を協議しているポスティングシステムの発効が来月初旬になる見通しになった。大リーグ機構(MLB)のダン・ハレム法務担当責任者が、MLBと日本野球機構(NPB)で大筋合意に達したとし「NPB球団から選手がポスティングされるのは12月初旬になる」と語った。

 新制度では従来通りにNPB球団が譲渡金の上限を2000万ドル(約22億6000万円)に設定、支払う意思がある全てのMLB球団が選手と交渉できる。

 現行制度では選手側と球団の交渉期間は30日間。交渉は期限ぎりぎりまで行われると予想されるため、大谷の移籍先が決まるのは来年1月にずれ込むことが確実な状況となった。

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